アメリカ小辞典

1.アメリカってどんな国

国の標語 われら神を信ずる者なり In God we trust
首  都 ワシントンD.C. Washington.D.C.
独 立 年 1776年7月4日  
国  歌 星条旗 Star-Spangled Banner
国  花 バラ Rose
国  鳥 ハクトウワシ Bald Eagle


















































地理・気候・風土 

アメリカ合衆国は、太平洋と大西洋にはさまれ、周辺にいくつかの島々をもち、日本の約25倍にあたる広大な領域である。これを一言でいい表すことは難しいが、概観すれば、最も高い地点はアラスカのマッキンリー山(6,194m)、最も低い地点はカリフォルニア州にあるデスバレー(海面下85m)で、土地の平均高度は763mである。全土の約3分の1が森林地域となっている。 気候は、国土が広いのでさまざまであるが、西部海岸地帯は海洋性気候のために、冬と夏の温度差が少なく内陸部では寒暖の差が激しい。

標準時間帯についても

ハワイ、アラスカを除く本土48州だけでも、4つに分けられている。各時間帯の間には、1時間ずつの時差があり、時間帯を東から西(大西洋岸から太平洋岸)へ進むにつれて、1時間ずつ標準時が遅くなる。1つの州内で、2つの標準時がある州がある。 なお、ほとんどの州で、夏時間が適用される。これは、4月最初の日曜日の午前2時を同3時に1時間進めることに始まり、10月最後の日曜日の午前2時を同1時に1時間戻すことにより終わる。


歴 史

アメリカ大陸には、アメリカ・インデイアンが先住していたが、1492年にコロンブスがアメリカに到着した。

1607年には、

イギリスの最初の植民地(バージニア州ジェームズタウン)が建設され、相前後してフランス、オランダ等の植民地が建設された。18世紀の半ばになると、フランス人と先住民インデイアンの連合軍対イギリス人との戦いが起こり、イギリス人が勝利を収めて、北米大陸植民地からフランス人を一掃した。 その後、重商主義政策を強行しようとするイギリス本国の一方的課税、自治の抑制が植民地の人々を刺激し、1773年12月にボストン茶会事件が発生し、北米各地の植民地の代表を集めて1774年9月、フィラデルフィアで開かれた第1回大陸会議を経て各植民地は結集した。

1775年4月
マサチューセッツ州コンコード、レキシントンで、イギリス本国との間に武力衝突が始まった。いわゆる「独立戦争」である。植民地側は、1776年7月4日、北米植民地の東部13州がジェファーソンによって起草された「独立宣言」を発した。その後も、次第に英軍に対し優位に立ち、結局、1783年に正式に独立承認をかちとった。 独立した東部13州は、1787年、フィラデルフィアで憲法制定会議を開き、合衆国憲法を制定、初代大統領に独立戦争の勇将ジョージ・ワシントンを選んだ。
それから約70年後、連邦主義、保護関税、奴隷解放を主張する第16代大統領エイブラハム・リンカーンの時、南北戦争(1861〜65年)が勃発し、北軍の勝利に終わった。これによってアメリカの連邦制と中央集権制の基礎が確立され、産業発展時代に入った。

1880年代を境として
農業国から工業国への転換が行われ、典型的な資本主義国家へと発展した。この間に、領土も拡張し、今日の国家を形成した。 これに先立つ第5代大統領ジェームス・モンローの時代には、いわゆるモンロー主義が宣言され(1823年)、アメリカはこれを国是として欧州の争いへの不介入と中立主義を伝統的に守ってきた。その後、第一次世界大戦への参加(1917年)を契機として、アメリカは生産力拡大によって世界の強国の地位を確立するとともに、国際政治における指導的役割を演ずるようになった。しかし、第一次世界大戦後の国際連盟への不参加に見られるように、モンロー主義を起点とした孤立主義から完全に脱することはなかった。  第二次世界大戦後は、国連の創設をはじめとして本格的に国際政治に関与して孤立主義から脱却し、世界の超大国として、あらゆる国際関係がアメリカ抜きには論ぜられない時代となって今日に至っている。


領 土

アメリカ合衆国(The United States of America)は、自らも独自の憲法と議会を有する50州と、首都として機能するワシントンD.C.=コロンビア特別区からなる。 そのほか、米国の領土として属領(Possession)がある。属領とは、施政権および領土権がともに米国に帰属するが、合衆国憲法が全面的には適用されない地域である。その例として、グァム、米領サモア、バージン諸島等(自治的未編入地域)や、ウェーク島、ミッドウェー島、ジョンストン島等(非自治的未編入地域)がある。 国際条約の適用地域や国内法の適用観囲として,アメリカ合衆国に上記の属地等を含めていう必要がある場合には、「アメリカ合衆国およびその準州と属地」(The United States of America and its Territories and Possessions)と記載されるのが、一般的である(例えば日米通商航海条約第21条2項等)。 また、米国に領土権はないが、施政接が及ぶコモンウェルスとよばれる地域もある(例/プエルトリコ、北マリアナ諸島)。このほか、租借地(例/コーン島等)、他国も領土権を主張しているため帰属が争われている地域(例/フェニックス諸島、イースト・ノーザン・クック諸島)がある。


人口・構成

国勢調査は10年ごと(最後に0のつく年)に行われるが、2000年に行われた最近の国勢調査によると、同年4月1日現在の総居住人口は、約2億8,142万人で、1990年の国勢調査時に比べ、13.1%の増加である。
最近の趨勢としてはアフリカ系やヒスパニック系等の人口増加率が高くなっている。

人口動態における主要な特徴は、

(1)アメリカ西部および南部における人口の増加、(2)大都市の周辺部の人口の増加、の2つに集約される。
例えば、1990年から2000年の間に、ネバダ州では人口が66.3%も増加し,カリフォルニア州では人口が411万人も増大した。

アメリカの概要
■面  積 9,629,091(陸地面積9,158,960平方キロメール)(日本の約25倍)
■人  口 281,422千人(日本の約2倍)人口密度30.7人/平方キロメール 
人口増加率(1990〜2000年)13.1% 
将来推計人口(2015年)310,133千人
■人口構成 白人75.1% アフリカ系12.3% アメリカ・インディアンほか0.9%
アジア・太平洋諸島系3.6% その他8.1%(全人口のうちヒスパニック系12.5%)
■主要都市 ニューヨーク New York 人口8,008千人(全米順位1位)
ロサンゼルス Los Angeles 人口3,695千人(全米順位2位)
シカゴ Chicago 人口2,896千人(全米順位3位)
ヒューストン Houston 人口l,954千人 (全米順位4位)
フィラデルフィア Philadelphia 人口l,518千人(全米順位5位)
■土地の管理形態 連邦管理 2,565千焉i27.7%) その他の管理 6,679千焉i72.3%)
■土地利用率 ※上記連邦管理部分を除く
市街地=5.0% 耕地=19.4% 保護計画地=1.7% 牧場=6.2% 放牧地=20.9%   
森林=20.9% その他=25.9%
■主な言語 英語
■主な宗教(傾向) プロテスタント=56%、カトリック27%、ユダヤ教2%ほか
■日本との時差 本土)西海岸標準時=-17時間、山岳部標準時=-16時間、中部標準時=-15時間
東部標準時=-14時間(夏時間では、これを1時間早める)
■州の記念日 ニユーイヤーズ・デー(1月1日)、マーチン・ルーサー・キング・デー(1月第3月曜日)、リンカーン誕生日(2月12日)、大統領記念日/ワシントン誕生日(2月第3月曜日)、戦没将兵記念日(5月最終月曜日)、独立記念日(7月4日)、労働祭(9月第1月曜日)、コロンブス記念日(10月第2月曜日)、復員軍人記念日(11月11日)、感謝祭(11月第4木曜日)、クリスマス(12月25日)
 
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